
「遺品整理って、なんでこんなに高いの?」そう思ったことはありませんか?
「突然のことで、どこに頼んだらいいかわからない」
「見積もりを取ったら予想以上に高額で驚いた」
「できるだけ費用を抑えたいけど、どうしたらいいの?」
そんなお悩みをこれまでたくさんのお客様から聞いてきました。
遺品整理は人生のなかで何度も経験することではありません。
だからこそ、料金の相場やサービス内容がわかりにくく、「とりあえず安いところに頼んだら、後から追加費用がかかった」「安いところに頼んだら、不法投棄されていて後から土地の所有者から連絡がきた」
そんなトラブルも実際によくある話です。
そこで今回は「どうすれば遺品整理の費用を安い金額で抑えられるのか?」「業者に依頼するとき、どんな点に注意すべきか?」「買取でどこまで費用は変わるのか?」
実際に現場で対応してきた経験をもとに、わかりやすくご紹介していきます。
- 1. 遺品整理の費用っていくら?相場とよくある落とし穴
- 1.1. 一般的な料金に含まれるもの
- 2. 見積もり金額で注意すべき「落とし穴」
- 3. 処分費を抑える3つのコツとは?
- 3.1. コツ①:買取できるものがないか確認する
- 3.2. コツ②:できる範囲で事前に仕分けしておく
- 3.3. コツ③:相見積もりは「金額」より「中身」で選ぶ
- 4. 七宝グループができること
- 4.1. ▸捨てずに済む判断力と買取の強み
- 4.1.1. 買取例
- 5. 実際にあった事例
- 5.1. ▸札幌市中央区/2LDK/マンションの遺品整理
- 5.2. ▸札幌市南区/3LDK/マンション
- 5.3. ▸苫小牧市/3LDK+ガレージ/戸建て
- 6. 費用を抑えたいなら「処分+買取」の整理が有効です
遺品整理の費用っていくら?相場とよくある落とし穴
遺品整理にかかる費用は、依頼する業者や物量によって大きく異なります。
例えば1Kや1DKの小さめなお部屋なら5~10万円前後が目安ですが、3LDK以上の広さや、一軒家、物量が多いケースでは30~50万円以上になることもあります。
一般的な料金に含まれるもの
遺品整理の見積もりには以下のような項目が含まれています。
・作業人件費(分別・梱包・搬出・家具解体など)
・車両費(車両損料・ガソリン代など)
・処分費用、廃棄物費用(ゴミの量に応じて決定)
・階段作業費やエレベーターなしの物件の搬出費
・養生資材費(ゴミ袋や段ボールなど作業に必要な資材費)
場合によっては、これらに加えて以下のような「追加費用」が発生することもあります。
・仏壇、神棚などのご供養やお焚き上げ費用
・簡易清掃、ハウスクリーニング費用
・リサイクル家電料(仕分け作業中、押し入れの奥から思いがけず出てきた場合など)
・機密処理(紙に記載された個人情報や書類を裁断する特別な処理方法)
見積もり金額で注意すべき「落とし穴」

「他社で安く見積もられたけど、最終的に高くなった」という声をよく聞きます。
トラック積み放題パック、軽トラ積み放題プランに依頼したところ、すぐに満載になり追加料金が高額発生したという話も聞きました。
例えば家具をバラせば積めるものでも、軽トラならバラさずに箪笥2つも積めば満載です。それでもう満載なので追加料金が発生しますという業者もいるようです。積み放題プラン軽トラ1台15000円と聞くと良心的ですが、何台も必要になれば費用は高額になってしまいます。
また、安さで決めたはいいけれど不法投棄をされて土地の所有者から連絡がきたというお客様もいらっしゃいました。個人情報が含まれた書類が入っており、それを見た土地の所有者が連絡をしてきたそうで、お金を払って依頼したのにととてもショックを受けていました。
処分費を抑える3つのコツとは?
遺品整理の費用を抑えるためには、「ただ安い業者を探す」だけではなく「中身を見直す」ことが大切です。
コツ①:買取できるものがないか確認する
遺品整理で出てくるものの中には、実はまだまだ価値のあるものが多くあります。
たとえば
・レトロ雑貨、古道具、古いもの
・年式の新しい家電
・ブランド品や貴金属
・趣味で集めていたものや使用していたもの(釣具・カメラ・時計・バイクやカー用品など)
こういったものは処分するのではなく「買取」することで作業費用から差し引くことができます。
七宝グループでも実際に「作業費30万円→買取35万円以上→実質片付け費用無料+買取費用をお渡し」というケースもあります。
コツ②:できる範囲で事前に仕分けしておく
意外と費用に響くのが「仕分けの時間」です。
現場での分別や探し物の対応に時間がかかると、作業人数や日数が増えて費用も上がりがちです。
可能であれば
・貴重品、写真、書類など残したいものはあらかじめ別にまとめておく
・明らかに不要な紙ゴミ、衣類などは袋詰めしておく
・「これとこれは残す」という付箋やチェックをつけておく
こうすることで作業がスムーズに進み、時間短縮=費用カットに繋がります。もちろん「丸投げも大歓迎」ですが、できる範囲を手をかけると節約になることもあります。
コツ③:相見積もりは「金額」より「中身」で選ぶ
最近は複数の業者に見積もりを依頼して「一番安いところに決める」という方も増えています。
私個人的にも金額相場などを把握するために、お客様には相見積もりを推奨しています。
相見積もり自体はとても良いことですが、金額だけを比較して選ぶのは少し危険です。
先ほどご紹介したように「一見安く見えて、実は追加費用が多い業者」もあるからです。
ポイントは、
・どこまでが料金に含まれているか
・追加料金はどんな条件で発生するか
・対応の丁寧さ・説明のわかりやすさ
こういった中身の誠実さを見ることが、本当に納得できる業者選びに繋がります。
七宝グループができること
「処分」と聞くと全部ゴミとして出すようなイメージを持たれる方もいますが、私たち七宝グループでは単に不用品として片づけるのではなく、【活かせるものを活かす遺品整理】を大切にしています。
▸捨てずに済む判断力と買取の強み
現場で見つかる品物のなかには、本人やご家族が「もういらないと思っていた」「ゴミだと思っていた」けど、実は価値があるというケースがよくあります。
買取例






実際にあった事例
▸札幌市中央区/2LDK/マンションの遺品整理
貴金属やブランド品が見つかり買取させてもらいました。
見積もり金額より買取費用の方が高く、買取費用をお支払いしました。
「こんなことあるんですね!」とお客様も驚いていました。この時の様子はtiktokでもご紹介していますので、合わせてご覧ください。
▸札幌市南区/3LDK/マンション
札幌市南区から売却前の家財整理のご依頼でした。
置物、絵画、高級家具があり、買取で片付け費用が無料になりました。
▸苫小牧市/3LDK+ガレージ/戸建て
戸建ての片付けのご依頼で、七宝グループの口コミを見てお電話してくださりました。
片付けと買取を依頼したいとのことで、カー用品やロードバイク、工具などの買取で片付け費用を上回り、こちらがお客様に買取費用をお支払いしました。「ホームページの相場には10万円以上かかると書いていたのに!?」ととても驚いていました。
費用を抑えたいなら「処分+買取」の整理が有効です
遺品整理や空き家整理は、依頼する業者によって作業内容・対応・最終的な費用が大きく異なります。
とくに「遺品整理を安い費用でやりたい」「処分費を抑えたい」と考える場合は
・売却できる物はないか
・作業に含まれる内容はどこからどこまでか
・自分で仕分けできるものは自分でやる
を事前に確認することが必要です。
