「無料で不用品を回収します」というチラシやトラックを見て、依頼したら数十万円の請求書が届いた。
こうした不用品回収トラブルの相談は、全国の消費生活センターで2021年度に2,000件を超えています。(参考:国民生活センター)
札幌市内でも、ご遺族や高齢のお客様が事情を知らないうちに依頼してしまい、後悔されるケースが少なくありません。
特に多いのが「無料」を強調しながら作業後に高額請求する業者や、廃棄物処理の許可を持たない違法業者によるトラブルです。札幌市の大型ごみ収集と勘違いされて巻き込まれる方もいらっしゃいます。
そこでこの記事では、不用品回収業者の危険な実例と、北海道・札幌で安全な業者を選ぶためのチェックリストを、国民生活センター・環境省の公的データと当社の現場経験から整理しました。札幌市などの自治体との違いや、買取込みで実費を圧縮するコツもあわせてご紹介します。
私たち七宝グループは札幌市を拠点に、遺品整理・ゴミ屋敷清掃・買取をワンストップで対応しています。お見積もり無料、まずはお気軽に「お問い合わせ」からご相談ください。
不用品回収業者は本当に危険?トラブル急増の実態
全国の消費生活センター相談は年2,000件超
国民生活センターが公表した発表情報によれば、不用品回収サービスをめぐる相談件数は2018年度1,354件→2021年度2,231件と増加傾向にあり、20歳代から80歳以上まで幅広い年代から相談が寄せられています。(参考:国民生活センター)
ここでいうトラブルとは、料金や契約内容、撤去物の取り扱いなど、依頼者が想定していなかった結果が発生したケースを指します。すべての不用品回収業者が悪徳というわけではありませんが、依頼前に業者の見極めが不可欠です。
危険な業者による主なトラブル事例
公的データと当社の現場経験から、もっとも多いトラブルは次のようなケースに分けられます。
| 1. 高額請求 | 「無料」「定額〇円」と聞いて依頼したが、作業後に十数万円〜数十万円を請求された |
| 2. 追加料金の上乗せ | 見積もり時の金額に加え、作業中に「これは追加料金が必要」「処分費が別途かかる」と次々上乗せされた |
| 3. 不法投棄 | 回収された家財が山林や空き地に不法投棄され、後日依頼者が責任を問われた |
国民生活センターには、チラシで「冷蔵庫等の回収を3万5,000円」と聞いて依頼したところ、当日「もう一人呼ぶ」「トラックが2台必要」と上乗せされ、最終的に11万円を請求された事例(70歳代女性)も報告されています。
危険な不用品回収業者の典型的な特徴
不用品回収業者の中には、一見すると正規業者と見分けがつかない違法業者・悪徳業者が混在しています。以下の特徴を持つ危険な業者には、特に注意が必要です。
- 「無料」を強調するチラシやトラック巡回
- 家庭ごみに必要な許可を持っていない
- 連絡先や会社所在地がはっきりしない
- アポなしの訪問や即決を迫る営業
それぞれ詳しく解説します。
「無料」を強調するチラシやトラック巡回
「無料で何でも回収します」「廃品回収します」と書かれたチラシをポストに投函したり、スピーカーで巡回するトラックを見かけたことはないでしょうか。
これらの業者は、後述するとおり「家庭ごみを無料で回収する」という商売自体が法律的に成り立ちにくいため、注意が必要です。
家庭ごみに必要な許可を持っていない
家庭から出た不用品(一般廃棄物)を回収するには、自治体(札幌市内であれば札幌市)から「一般廃棄物収集運搬業許可」を受けている必要があります。「産業廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」では、家庭ごみの回収はできません。
許可の種類によって対象品目は次のように異なります。
| 許可の種類 | 回収できるもの |
| 一般廃棄物収集運搬業許可 | 家庭から出るごみ(家庭ごみ・大型ごみ) |
| 産業廃棄物収集運搬業許可 | 事業者が排出する産業廃棄物 |
| 古物商許可 | 中古品の売買・買取(買取として引き取る品物のみ) |
(参考:廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください|環境省)
連絡先や会社所在地がはっきりしない
ホームページに会社の所在地や代表者名の記載がなく、固定電話番号がなくて携帯番号のみ、後日連絡が取れなくなる、といった業者は、トラブル発生時の責任追及が困難です。
優良業者であれば、会社情報・法人番号・代表者名・固定電話番号を明示しています。
アポなしの訪問や即決を迫る営業
「ご近所で作業中ですが、こちらも一緒にいかがですか」と突然訪問してくる業者や、「今日中に決めれば〇円安くする」と即決を迫る業者にも注意が必要です。
正規業者であれば、現場確認と書面見積もりを経て、依頼者が納得してから契約するのが通常の流れです。
なぜ「無料回収」が成立しないのか
家庭ごみ収集には自治体の許可が必要な理由
廃棄物処理法では、家庭ごみ(一般廃棄物)の収集運搬を業として行うには、自治体の許可が必要と定められています。許可は新規発行が制限されている自治体も多く、新規参入は容易ではありません。
「無料回収」のからくり
それでは、なぜ「無料回収」を謳う業者が存在するのでしょうか。からくりは、次のような構造になっています。
| 1. 不法投棄でコストを浮かす | 許可を持たないため、回収した家財を山林や空き地に不法投棄して処分費を浮かす(依頼者が不法投棄トラブルに巻き込まれるおそれもあります) |
| 2. 積み込み後の追加料金 | トラックに荷物を積み終えた後で「やはり追加料金が必要」と請求する |
札幌市の大型ごみ収集との混同に注意
札幌市では家庭から出る大型ごみについて、事前申込制の有料収集を行っています。「無料大型ごみ収集」を札幌市が実施しているわけではありません。
「無料で回収します」と訪問してくる業者は、札幌市の公式サービスとは無関係です。札幌市の大型ごみ収集ルールについては、「札幌市 大型ごみの収集について|札幌市公式ページ」をご確認ください。
札幌で不用品を処分する際の主な選択肢と使い分け
札幌で不用品を処分する選択肢は、大きく分けて以下のとおりです。状況に応じて使い分けることで、費用と手間のバランスを取りやすくなります。
札幌市の大型ごみ収集(自治体)
| 受付 | 札幌市大型ごみ収集センターへの電話 or インターネット予約 |
| 料金 | 品目ごとに200円〜1,800円程度 |
| 回収日 | 収集希望日の2週間前から受付(区ごとに収集曜日と申込期限あり) |
| 搬出 | 玄関先など指定の場所に出し、戸別収集(立会い不要) |
| 対応品目 | 家具・家電など指定品目のみ(エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機の家電4品目は対象外) |
費用を最重視する方や、量が少ない場合に向いています。一方、エアコン・冷蔵庫・テレビ・洗濯機など家電リサイクル法対象品は別の選択肢が必要で、日程指定も難しい点には注意が必要です。
リサイクルショップ・買取専門店
価値ある家具・家電・骨董品・貴金属・ブランド品などは、リサイクルショップや買取専門店で売却できます。査定額がつけば現金収入になり、廃棄費用も発生しません。
ただし、家全体の処分が必要な場合、買取対象外の品物はリサイクルショップでは引き取ってもらえず、別途処分が必要になります。
不用品回収業者(民間)
量が多い・時間がない・買取と処分を一括で頼みたい場合は、不用品回収業者(民間)が向いています。
1ヵ月先まで待てない、急ぎで対応が必要、ご家族の事情で立ち会えない、というケースで便利です。
どの選択肢が向いているかを判断する比較表
| 状況 | おすすめの選択肢 |
| 品数が少なく、時間に余裕がある | 札幌市の大型ごみ収集 |
| 価値ある品が含まれる・少量 | リサイクルショップ・買取専門店 |
| 大量にあり、急ぎ/立ち会い困難 | 不用品回収業者(買取込みプラン) |
| 遺品整理・生前整理・空き家片付けの一環 | 不用品回収業者(買取込みプラン) |
| 賃貸退去で原状回復が絡む | 不用品回収業者(特殊清掃対応も可能な業者) |
ご家族や立場によっては、複数の選択肢を組み合わせるのが最適です。
私たち七宝グループでは、買取対象品の査定と処分対象品の回収を同じ業者で一括対応できますので、迷ったらまずはお気軽にご相談ください。
安全な不用品回収業者を選ぶチェックリスト
不用品回収業者に依頼する場合、危険な業者を避けて安全な業者を見極めるにはどうすればいいのか。当社の現場経験と公的機関の指針から、6つのチェックポイントをまとめました。
許可・資格の確認(最重要)
業者のホームページや見積書に、以下の許可番号が明示されているかを確認してください。
● 一般廃棄物収集運搬業許可(自治体発行・家庭ごみ回収に必須)
● 古物商許可(買取として引き取る場合に必要)
● 産業廃棄物収集運搬業許可(事業者からの廃棄物の場合)
許可番号が記載されていれば、自治体や公安委員会のサイトで業者名・許可番号を検索することで真正性を確認できます。
見積もりの明確性と書面化
優良業者は、現場確認後に作業内容・料金内訳・キャンセル料・追加料金の有無を書面または写真共有で明示します。
逆に「とりあえず作業しましょう、料金は後で」「電話だけで概算〇円」と内訳を曖昧にする業者は要注意です。
会社情報がはっきり公開されているか
業者のホームページや見積書で、以下の3点が公開されているかを確認しましょう。トラブル時に責任追及できる相手かどうかの判断材料になります。
● 固定電話番号(携帯番号のみは要注意)
● 法人住所(私書箱や雑居ビルの一室は要注意)
● 代表者名・法人番号
これらが明示されていれば、トラブル時に責任追及が可能です。
損害賠償保険の加入
作業中に家屋や近隣に物損が発生した場合に備えて、損害賠償保険に加入している業者を選びましょう。特に賃貸物件では重要です。
実績・口コミの確認
ホームページに作業実績の写真(Before/After)や、施工エリア・施工件数の記載があるかを確認します。第三者の口コミも参考になりますが、口コミだけに頼らず複数の情報源で判断してください。
複数社で相見積もりを取る
1社決め打ちは避け、最低2〜3社で相見積もりを取りましょう。料金だけでなく、対応の丁寧さ・説明の明確さ・許可情報の透明性も比較できます。
札幌で不用品回収を安心して依頼するための七宝グループの取り組み

私たち七宝グループは札幌市白石区に拠点を構え、札幌を中心に北海道全道で遺品整理・ゴミ屋敷清掃・生前整理・買取・不用品回収などをワンストップで対応しています。
遺品整理士認定協会 優良事業所
七宝グループは、一般社団法人 遺品整理士認定協会の優良事業所認定を受けています。
遺品整理士の倫理規定・業務基準にもとづいた作業を徹底し、お客様の大切な品物に最大限の配慮をしながら作業を進めます。
買取込みで実費を圧縮できる
七宝グループでは、不用品回収と買取をワンストップで対応しています。買取できる品物はそのまま査定し、回収費用から差し引くことで、実質的な負担を軽減できる場合があります。
レトログッズ・骨董品・貴金属・着物・書籍など、価値ある品物が見つかれば、査定額をお見積もりに反映いたします。
具体的な事例は以下の記事でご紹介しています。
● 【札幌市厚別区】18金メガネの発見や6万円の買取で「結局お得」になる遺品整理業者選びのコツ
● 【作業事例】札幌市厚別区で家財整理|レトログッズの買取で「捨てられない想い」を繋ぎました
写真共有・遠方依頼OK、即日対応可
遠方にお住まいで現地に立ち会えない方には、写真共有でのお見積もり・進捗報告を行っております。
札幌市内であれば最短で当日中の対応も可能ですので、急ぎの方もお気軽にご相談ください。
具体的な事例はこちら:【札幌市中央区】不要品回収。買取も対応してお部屋がすっきり片づきました
女性スタッフ対応・秘密厳守
ゴミ屋敷清掃や、女性スタッフの対応をご希望のお客様には、女性スタッフのみでの作業も承っております。
近隣に気付かれない作業や、お客様のプライバシー保護も徹底しております。
不用品回収業者に関するよくあるご質問
Q1. 「無料」と書かれた業者に頼んだら、本当に追加料金は発生しませんか?
残念ながら、追加料金が発生する可能性が高いです。一般廃棄物の回収には自治体の許可が必要で、許可業者であれば処分費が発生するため、無料での回収は構造的に成り立たないからです。
Q2. 違法業者や危険な業者かどうかを見分ける簡単な方法はありますか?
もっとも簡単なのは、業者のホームページや見積書に一般廃棄物収集運搬業許可の番号が記載されているかを確認することです。許可番号が記載されていれば、自治体のサイトで真正性を検証できます。
Q3. 札幌市の大型ごみ収集と民間業者は、どう使い分ければいいですか?
量が少なく時間に余裕があれば自治体の大型ごみ収集、量が多い・時間がない・買取と処分を一括で頼みたい場合は民間業者(買取込みプラン)が向いています。
Q4. すでに違法業者に頼んでしまった場合は、どこに相談すればいいですか?
消費生活センター(消費者ホットライン188)または最寄りの警察にご相談ください。トラブル事例として国民生活センターに情報が集約されています。
まとめ:危険な不用品回収業者を避けるために
ここまでの内容をまとめると、不用品回収業者の危険を避けるためのポイントは、次のとおり整理できます。
1. 「無料」を謳う業者・トラック巡回業者には依頼しない:家庭ごみの回収は法律上、無料で成立しにくい構造です
2. 一般廃棄物収集運搬業許可・古物商許可の番号を確認する:許可番号は自治体・公安委員会で検索可能です
3. 量や品目によって自治体・買取店・業者を使い分ける:すべてを一括で頼みたい場合は、買取込みの業者が便利です
北海道・札幌で不用品回収業者をお探しの方はぜひ以下からお気軽にご連絡ください。「この不用品は回収できる?」というご相談だけでも大歓迎です!






